超初心者がハンドメイド作家になるときに知っておく基礎知識1
こんにちは。こんばんは。
せっかくブログを書くのなら、知らない店の知らない店主のどうでもいい日記より、少しでも役に立つ何かを発信していこうと思いこんな内容で今日は書きます。
…というのも、私は20年ほど作品を販売し、10年ほど手芸店に勤めてきました。そして、2年ほど店舗経営をし、毎日委託作家さんとその方の作る商品に携わってきました。
そこでイベントなどに参加し実際に人気のある方(よく売れている方)、そうでない方を目の当たりにしてきました。
そうしているうちに、ハンドメイド作家さんの悩みを聞くことも増えてきました。
すごく頑張ってるのに、手に取ってもらえない。
丁寧に作られているのに、売れない。
布や素材はたくさんあるのに、思うような商品が作れない。
…
つまり、頑張っているのに、頑張り方が違ってる方が非常に多いということでした。
技術もあるのにどうしてだろうと考えた時に、悩んでいる方たちには共通点がありました。
それは、コンセプトがないままはじめてきてしまった。ということでした。
- 主婦の傍ら少し得意な手芸をしてみよう
- ママ友にお願いして作ったら、とても喜ばれたから、もしかしたら売れるかも
- 何かを作るのは好きだけどもらってくれる人がいないから、販売してみよう
続けることに悩んでしまう方は少なくはありません… そして、始めた時のあのキラキラワクワクしていた気持ちは萎えてしまい、いろんな言い訳が出てきてしまいます
- 子育てが忙しい
- 旦那がうるさい
- 義理母が大変
- 時間がない
…最初に始めた時のあの気持ちややる気はどこへ行ってしまったのでしょう😵💫
誰でもスランプはありますから、手が進まない時や何をやってもダメな時は、当然あると思います。
これから始める人は少なくともそうなった時、少しでも困らないために、まず作家になる前に、丁寧に組み立てる必要があります。プロとしてね。
さて、ではまず、初めにこれから何か作って販売していきたい、と考えている方に伝えていること、今日のテーマは、こちら。
■どのようなテイストのハンドメイド作家になるのか、ということ、コンセプトを細かく、明確にしよう。
これって、誰でもなんとなく考えていそうで、実はフワッとした感じでしか捉えない部分なのですが、後々マンネリやどうしていいかわからなくなった時やスランプなどの[うまくいかない期」に必ずや助けてくれます。
iPhoneのメモでも、ノートなどに、何となくでいいので「こんな感じ」を書いておきましょう。
例えば、アクセサリー作家になりたいとして、
- アナスイのようなテイスト(紫✖️黒)
- アンティークカラーと天然石
- 天然石は、意味も含めて記載する
- かっこいいと女性らしさを併せ持つ
- フェミニン過ぎない
- スーツにも合わせられる
- 黒いドレスに似合う
- ターゲットは30代から40代の女性
というように、なんでもいいので自分のやりたい感じを書き出しておくといいです。
布小物(こども布グッズ系)の方は、生地の柄によってかなりテイストが変わるので、入り口は入りやすいのですが、続けていくと悩むことの多いジャンルとなります。
ともかく、この初めの書き出したものが、正しいかどうかは置いといて、それに沿ってやっていくことがブレずに進めていく方法です。
好きなものを好きな時に好きなように作る、ということでは、継続して売れることにはつながりません。
せっかく作るのが好きなのだから、売れて欲しいという願いを込めて😊
ご覧いただきありがとうございました。