開業記録1

君が思い出になる前に


2020年2月に小さな手芸屋をオープンさせました。

 

独立開業は、私にとって小さな頃の夢でもありました。その小さな頃からの生い立ちについて書きたいと思います。

 

 

私の育った家庭は、会社員の父と主婦の母、2つ歳の離れた姉の4人+犬1匹の暮らしでした。
ものすごくお金もあるわけでも無く、でもなんでも買ってもらえる訳でもなく、まあ普通。
その頃の事を母に聞くと、「大変だったよ」なんて言うけれど、もしかしたら私の想像以上に、大変な時もあったのかもしれない。
こどもたちに悲しい想いをさせないために、毎日楽しく笑顔で、身の回りにあるもので幸せを見つけていく素敵な母でした。

 

遠足ではみんなは、少しずつお菓子を持っていくのだけれど、我が家は前の日にクッキーを焼いて、持っていく。買ったお菓子を持っていくより特別だと思っていました。

Dear Son Bakery 体に優しい手作りクッキー (アーモンド, チョコ, バター 各種入ったプレゼント用)

手作りお菓子、母にミシンでワンピースを作ってもらったり、小物を編んでもらったりと私の家では手作りに溢れていました。

 

そして、近所にあった、小屋、今で言うガレージのような所でハギレやボタン、糸を売っているお店に時々連れて行ってもらい、そのカラフルな色のボタンや手作り品にうっとりしていました。

CCINEE ボタン(約200個) アクセサリーパーツ ボタン 手芸材料セット 工芸品 DIY ギフト クラフト 約200個 ミックスカラー



「あーこんな手芸店を自分で開けたらいいなー」

 

小学1.2年の頃の私の憧れのようなお店でした。

時が立ち、そのお店はすぐに閉めてしまったようですが、このころの一番印象的な記憶です。

私は母が作ってくれた、自分のためだけの小物やお洋服が自慢であり、誇りでした。

そこには、お金では計れない、しあわせの形があったと思います。

 

だからかもしれないけれど…


思春期。

 

まぁ高校から大学にかけては、とにかくふざけた甘えた若者でした笑

「手作り?はぁ?!」

ってくらいな。お友達の持っている既製品のカッコ良さ。流行りのキャラクター。

手作りでは到底無理な、凝ったデザインや機能のあるもの達。。

 

私の「手作り」は、ここで変わってしまいました。

 

 

ヤンキーハムスター

 

どんなふざけた学生だったかは、また書きますね。でもこのふざけた学生時代も、必要悪だったんだろうなと今では思っています。

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